リボ払いを一括返済する方法は？メリットと注意点を解説！

リボ払いでは一括返済に対応していることを知っているでしょうか。

クレジットカードのリボ払いは便利ですが、返済を始めてから後悔してしまうこともあります。

その際の打開策になる可能性があるのが一括返済です。

この記事ではリボ払いの一括返済の概要やメリット、利用方法の流れや注意点などを詳しく解説します。

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リボ払いの一括返済とは

リボ払いの一括返済とはクレジットカードのショッピング枠などの利用分を一度でまとめて支払うことです。

リボ払いでは利用残高にかかわらず、毎月一定の金額の支払いをしていく仕組みになっています。

支払額が大きくなって払えなくなることがないのが魅力でよく用いられている支払いオプションです。

ただ、リボ払いでは利用残高に比例する手数料が毎月かかることに加えて、毎月の支払額が小さいのでいつまでも支払いを続けなければならないのが問題になる場合があります。

この際の解決策として利用できるのがリボ払いの一括返済です。

一括返済では一般的に利用残高の全額をまとめて支払いたいことをクレジットカード会社に伝えて手続きをするだけで簡単にできます。

クレジットカードのリボ払いを利用して後悔したときや、利用残高が少なくなってまとめて支払えるときには魅力的な方法です。

リボ払いの一括返済をするメリット

返済の不安から解放される

リボ払いの一括返済をすれば返済の不安がなくなります。

毎月一定額とはいえ、必ず支払わなければならない負債があるのは心理的に大きな負担です。

他に大きな出費があったために返済できなくなるのではないかという不安があって気が気でない人もいるでしょう。

リボ払いの一括返済をした時点でそのストレスから解放されます。

無駄な手数料を支払わずに済む

リボ払いの一括返済をすると本来は支払う必要があった手数料がかからなくなります。

リボ払いの手数料は一括払いに比べて支払いのタイミングが遅らせる代わりに、期間に比例する形でクレジットカード会社がもらい受けている費用です。

リボ払いの期間が短くなれば無駄に手数料がかからなくなるので家計の負担も小さくなります。

利用可能額に余裕ができる

クレジットカードのリボ払いを一括返済すれば、クレジットカードの利用可能額に余裕ができます。

一括返済をすると一度現金が出ていくことになりますが、いつでもクレジットカードで支払える利用可能枠ができるので安心です。

いざというときの支払い手段として使えるだけでなく、ポイントをもらいながらお得に支払いをしていくこともできます。

信用情報にプラスに影響する

クレジットカードのリボ払いは信用情報機関に事実が残ります。

一括返済は個人信用情報にプラス効果があるのがメリットです。

借り入れと同様にリボ払いをしている最中はローンやクレジットカードなどの審査が通りにくくなりますが、支払いが完了していれば問題になりません。

きちんと返済した事実が残るのでプラス評価を受けられるのが一般的です。

リボ払いの一括返済をする方法

銀行口座からの引き落とし

リボ払いの一括返済で最も典型的なのは引き落としです。

クレジットカードの支払いに登録している銀行口座から次回返済日に引き落とされる仕組みになっています。

クレジットカード会社に期日までに申請をすれば一括返済が完了するので簡単です。

引き落とし日前に口座残高を確認して不足しないようにしておきましょう。

指定された口座へ振り込み

クレジットカード会社から指定された口座に振り込みをして一括返済をする方法もあります。

申し込みをした時点でクレジットカード会社から口座情報を教えてもらえます。

支払日を指定できることが多く、その日までの手数料を利用残高に上乗せした金額を提示してもらえるのが一般的です。

振込手数料は自己負担の場合が多くなっています。

提携しているATMで支払い

クレジットカード会社によってはATMで簡単に一括返済ができる場合があります。

提携しているATMにクレジットカードを入れて入金すれば手続きが終わります。

ただ、ATM手数料や振込手数料がかかる場合があるので注意しましょう。

提携ATMは限られているため、事前に公式サイトで確認しておくのが大切です。

インターネット支払い

リボ払いの一括返済についてインターネット支払いに対応しているケースもあります。

クレジットカード会社によって対応は異なりますが、よく用いられているのはペイジーです。

ネット銀行の口座やネットバンキングから支払いができます。

ペイジーに対応している場合にはATMでも支払いできるので合わせて検討しましょう。

リボ払いの一括返済をする際の注意点

まとまったお金が必要になる

リボ払いの一括返済をするには利用残高に相当するまとまったお金が必要なので注意しましょう。

返済はできたけれど生活が苦しくなってしまったというのでは元も子もありません。

資金的に余裕ができたときに使うのに適している方法です。

無理があるときにはもう少し一括返済をするタイミングを先延ばししましょう。

一括返済日までの利息も加算されてしまう

リボ払いの一括返済をするときには一括返済日に注意が必要です。

リボ払いの利息の計算は日割りが原則で、一括返済日まではずっと利息が手数料として上乗せされていきます。

口座引き落としでは次回の支払日まで先延ばしになるので、今日一括返済するのに比べて手数料が大きくなります。

利息の加算を加味して支払い方法を選ぶのが大切です。

新たな借入をしないよう気をつける

リボ払いの一括返済をしてお金がなくなり、生活が厳しい状況になってしまう場合もあります。

するとお金を何とかして工面したいと思い、新たに借入をしたいと思ってしまうでしょう。

またクレジットカードでリボ払いを始めたり、キャッシングをしたり、消費者金融でカードローンを組んだりすると返済しなければならなくなります。

一括返済をした意味がなくなるので新たな借入をしないように注意しましょう。

一括返済以外でリボ払いの返済額を減らす方法

毎月の返済額を引き上げる

リボ払いでは毎月の返済額を変更することができます。

お金に少し余裕が出てきたなら返済額を引き上げるのも効果的な方法です。

毎月の返済額は大きくなりますが、長期的に見ると手数料の金額が少なくて済むので負担は軽減されます。

給料が上がって収入が大きくなり、リボ払いの返済額を減らそうと思ったときには効果的な方法です。

繰り上げ返済で払う

リボ払いには繰り上げ返済に対応していることがよくあります。

繰り上げ返済は一括返済とは違い、利用残高の一部をまとめて支払うのが特徴です。

30万円の利用残高があったときに10万円だけ支払い、残り20万円にするといった方法です。

繰り上げ返済をすれば利息による手数料の負担が軽減され、返済する総額も少なくて済みます。

低金利のカードローンで借り換える

リボ払いは金利が高いので、低金利のカードローンで借り換えるのも返済額を減らす方法として効果的です。

金融機関が提供しているおまとめローンが典型例で、複数のクレジットカードのリボ払いをまとめて一つのカードローンにすることができます。

金利を減らせるだけでなく、返済スケジュールも調整しやすいのがメリットです。

リボ払いの返済ができない場合は債務整理をしよう

リボ払いの返済の悩みがあるときにはまとまった資金があるなら一括返済が最も効率的です。

お金があまりないときにも工夫をすれば返済額を減らすことは可能ですが、そもそも返済するのが厳しいのに気づいて、何らかの方法でリボ払いの返済をできるようにしたいと思っている人もいるでしょう。

毎月の収入が減ってしまって打開策がなく、途方に暮れてしまう場合もあります。

このような際にはできるだけ早めに債務整理をしましょう。

債務整理は弁護士や司法書士に依頼しておこなう債務対策です。

支払いのスケジュールや金額を調整する任意整理が最もよく用いられています。

個人再生や自己破産なども状況によっては考える必要がありますが、まずは任意整理で支払えるように調整することを検討しましょう。

弁護士や司法書士に相談すれば、債務状況に応じた具体的なプランを立てて提案してくれるので気軽に相談するのがおすすめです。

リボ払いを一括返済する際のまとめ

リボ払いの一括返済はクレジットカードの利用残高をまとめて支払うことで残債をなくす方法です。

返済のストレスをなくし、返済額の負担を減らす方法として優れています。

簡単な手続きで利用できるのでまとまった資金があるなら活用するのがおすすめです。

一括返済が難しい場合には状況が悪化しないうちに債務整理を検討しましょう。