自分の名義のクレジットカードを持っておらず、家族カードしか持っていないという人もいるでしょう。
そんな人にとって、家族カードでクレジットカードの現金化ができるかは気になるところだと思います。
家族カードとは、クレジットカードの所有者である本会員の家族が、本会員と同じカードを追加で発行できるカードのことです。
出典:価格.com
そこで今回は、家族カードによるクレジットカード現金化について解説していきます。
自分でクレジットカード現金化をするならこちらを参考に。
家族カード(家族名義)でクレジットカード現金化をするメリット
現金化は、クレジットカードさえあれば現金が手に入るということで様々なメリットがあります。
まずは家族カードを使って現金化をする場合の3つのメリットを紹介していきます。
自分名義のクレジットカードが無くても現金化できる
当たり前ですが、現金化はクレジットカードを持っていない人の場合は利用できません。
クレジットカードを作れる人は不便には感じないでしょうが、審査に落ちてしまうという人は自分名義のカードを作れないので、現金化もできません。
ですが、家族カードは本会員の家族ならば発行してもらうことができるので、自分名義のクレジットカードを持っていなくても現金化を利用することができるのです。
特に、クレジットカードの審査に落ちてしまったという人には大きなメリットになるでしょう。
審査なしで現金を手にすることができる
クレジットカードの現金化では、本人確認などは行われることもありますが、利用するために消費者金融などのように審査は行われません。
そのため、家族カードさえ持っていれば無収入などでも利用することができます。
現金を借りる手段としては消費者金融を思い浮かべる人も多いでしょうが、そちらの場合は審査に通過しなければ利用できません。
ですが、クレジットカード現金化ならば審査もないので、審査に落ちてしまった人でも利用できるのです。
スピーディーに現金を手にすることができる
家族カードを利用して現金化をすると、自分でカードを作るよりもスピーディーに現金化を行うことができます。
自分名義のクレジットカードを持っていないという人の場合、クレジットカード現金化を利用するためにはカードに申し込み、発行しなければいけません。
その場合には審査などもあるので、発行までに数日かかる場合もあります。
そのためすぐにお金が欲しいばあには間に合わないかもしれません。
ですが家族カードならば審査も必要ないので、比較的早くカードを発行することができるのです。
家族カード(家族名義)でクレジットカード現金化をする際の注意点
家族カードによるクレジットカード現金化は、自分がクレジットカードを持っていなくても利用できるということで非常に便利です。
それらを理解した上で現金化をしないと、不便に感じたり、現金化自体ができないという可能性もあります。
ここからはそんな家族カードによる現金化の注意点を紹介していきます。
利用できないクレジットカード現金化業者も多い
クレジットカード現金化業者はたくさんあります。
ですが、全ての業者が家族カードの現金化に対応しているわけではありません。
名義人本人にしか現金化をしていないという業者も多いです。
家族カードを利用しようとしても、名義人本人かどうかを確認されることも多いです。
そのため、家族カードを利用して現金化をしようと思うと選択肢も少なくなってしまいます。
こちらについては後程詳しくご説明します。
名義人に隠れて現金化をすることはできない
家族カードを使って現金化をしようと考えている人の中には、名義人に知られずに現金化をしたいと考えている人もいるでしょう。
特に個人的な理由で現金化を利用したい場合には、そのように考える人も多いです。
ですが家族カードによる現金化は、名義人に知られずに行うのは不可能と思っていいでしょう。
家族カードによる現金化を行う場合には、名義人本人に電話確認が行われます。
そのため、業者を通して現金化を行う場合には現金化を隠すことは難しいです。
未成年は現金化ができない
家族カードは、高校生以外の18歳以上ならば発行することができる場合が多いです。
そのため、クレジットカードの審査に通過できなくても、家族カードならば未成年でも持つことができます。
ですが、家族カードを持つことができたからといって、クレジットカードの現金化ができるとは限りません。
実際に家族カードを現金化できる業者には、未成年の場合は断っているというところがほとんどです。
これは、未成年による現金化はトラブル発生のリスクが高かったり、古物営業法により20歳未満からは買取ができない商品があるためです。
家族カード(家族名義)の現金化を断っている業者が多い理由
家族カードによる現金化は便利ですが、前述のように対応していない現金化業者も多いです。
そこで最後に、家族カードによる現金化を断っている業者が多い理由を紹介します。
クレジットカード会社による監視が厳しい
クレジットカードは、クレジットカード会社と会員との信用関係で成り立っています。
そのため、家族カードの場合は名義人(会員)以外がカードを使うことになるので、監視が厳しくなります。
これは利用者が本当に家族であるか分からず、不正利用や盗難の可能性もあるためです。
そのため、現金化業者として不要なリスクを無くすためにも、名義人以外の家族カードからの現金化は断っている場合が多いのです。
また、家族カードの現金化ができる場合でも、名義人への確認を行っているのです。
クレジットカードの現金化自体がカード会社の規約に違反する行為
クレジットカードの現金化は、現在は法律に違反している行為ではありません。
ですが、クレジットカード会社の多くがカードを利用した現金化を利用規約で禁止しています。
そのため、クレジットカードの現金化を利用したことがばれてしまうと、カードが利用できなくなる可能性があります。
現金化業者はそのような状態にならないように慎重を期していますが、家族カードの場合は前述の理由で監視が厳しいので、ばれてしまうリスクが高くなります。
そのため、利用者が安心して現金化ができるようにするために、ばれるリスクが高い家族カードの現金化を断っているのです。
不正利用の可能性もある
家族カードは名義人本人ではなくその家族が利用するため、利用者と名義人が異なります。
そのため業者側としては、申し込みを行ったのが家族カードの本来の利用者なのか、盗難などで不正利用している人なのかの判断が難しくなってしまいます。
家族カードによる現金化には不正利用の疑いが付いて回ってきます。
万が一現金化を行った後に不正利用だったことがわかると、その返済をしなければいけなかったり、他の利用者が現金化を行っていることもばれてしまうなどのリスクがあります。
家族カードでクレジットカード現金化をするのは避けた方が無難
クレジットカード現金化は現金が無くてもクレジットカードさえあれば現金を手に入れることができる便利な手段です。
ですが、そこには様々なリスクもあります。
そのため家族カードの現金化を断っている業者も多く、また利用することでカードの利用停止になってしまう可能性も十分あります。
そのことを理解した上で利用しないと、家族全体に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
家族カードによる現金化のメリットだけでなく、危険性も理解した上で現金化を利用するようにしましょう。