iTunesカードを持っているけれど、支払いはいつも電子マネーか現金だから使う予定がなかったり、使える店がなかったりで、買取を考えている人も多いでしょう。
ですが個人情報の塊、身分証を出すことには抵抗感があるものです。
身分証はどうしても必要か、必要な場合と必要でない場合についてまとめてみました。
※iTunesカード買取おすすめ業者ランキングはこちらを参考にしてください。
身分証が基本「必要」なiTunesカード買取方法
iTunesカードを取り扱っている買取サイト
ネット上のショップであっても、身分証の提出は必要です。
中古商品を買い取るために必要な法律「古物営業法」で決められているからです。
当然、身分証が必要ないということは、法律を守っていないショップということになります。
買取サイトでよく利用されている身分証は「運転免許証」「マイナンバーカード」「パスポート」などです。
顔写真つきの身分証なら、スマホで撮ってメールで送れば受け付けてくれる場合が多いので、買い取りがスムーズに行なえます。
実際の店舗のある金券ショップなど
こちらも「古物営業法」の管理下にありますので、身分証の提出は必要になります。
酒類の年齢確認のようなものとは違い、一瞬確認するだけではなく、コピーを求められることが多いです。
心配になるかもしれませんが、店側としても、盗品や違法品を掴まされてしまわないために必要なことだと考えましょう。
求められる身分証明書はやはり写真入りの「運転免許証」「マイナンバーカード」「パスポート」などです。
写真入りでない身分証も、写真入りの身分証と合わせることで受け付けてもらえることがあります。
-
iTunesカードの店頭買取はおすすめできない?その理由と高額買取業者紹介
続きを見る
身分証が基本「必要ない」iTunesカード買取方法
ヤフオクやメルカリなどの個人間取引サイト
こちらは個人間で不用品を売り買いするため「古物営業法」の範囲外となり、身分証の提出義務がありません。
ただ、サイトに登録して出品するときに、本人確認や住所確認が必要な場合があるでしょう。
また、iTunesカードの出品数が大量であったり、定期的に出品する場合には「古物営業法」の許可が必要になります。
個人が2度3度と売買する程度なら全く問題ないのですが、危ないなと感じたら気をつけましょう。
思わぬ罰則を受けるかもしれません。
アマテン、ギフティッシュなどギフト券の個人間売買サイト
こちらも個人間の取引ですから「古物営業法」の範囲外となり、身分証の提出義務がありません。
また、ギフト券の売買をメインとしていますので、相手方とのトラブルや、予想外の違法行為をしてしまったなど、問題が起こる可能性も低いでしょう。
ただ、登録時にSMSでの認証を必要としている場合が多いです。
身分証の提出よりはずっとハードルが低いと思いますが、個人情報を全くさらさずに使用する、ということは難しくなっています。
身分証不要をうたっている買取サイトは?
広いネットを熱心に探してみれば、個人がやっているような、身分証のいらない買取サイトも存在しているようです。
うまくすれば身分証なしで買取をお願いすることもできるかもしれません。
ですが、身分証不要を売りにして買取を行っていたサイトが閉鎖となったこともあり、やはり不安感があります。
買取中に何事かあって入金がされない、渡したiTunesカードも帰ってこない、ということも起こりえます。
もし利用するならよく注意し、覚悟しておきましょう。
身分証を出したくない、もっと簡単にiTunesカード買取をしたい場合
欲しい知人がいないか探してみる
iTunesカードは金券として扱われるものですから、欲しいと思う人はそれなりの数存在しています。
知人同士の取引ならショップの利益など考えなくて良いのですから、お互いにとってお得な取引ができるでしょう。
それほど気合を入れて「買い取ってもらう」と思わなくても、たとえば以前借りた食事代を返していないなと気づいたときなど「iTunesカード払いでいけない?」と聞いてみるなどどうでしょう。
ただ、お金のやりとりは親しくてもしたくない、という人もいますから、そこは空気を読みましょう。
家族に買取をお願いしてみる
お金の話も、もしかしたら家族同士ならあけすけにできるかもしれません。
直接取引なら金券ショップより安く譲れるのですから、家族全体の利益のためにも聞いてみて損はありません。
また、家族に聞いてみて、さらにその家族の知人に聞いてみてもらえば、かなりの確率で欲しい人が見つかるはずです。
ただ、あまりに親しい家族であった場合、買取を通り抜けて「くれるの?」となってしまう可能性もあります。
どうしてもお金に変えたいなら、毅然とした態度が必要でしょう。
iTunesカード買取で、身分証ありなしのメリット・デメリット
身分証を使ったiTunesカード買取のメリット
身分証が必要だということは、相手ショップがきちんと「古物営業法」を守っているということです。
更にサイトや店舗に登録証があれば、許可を受けたショップとして安心してお願いすることができます。
絶対にトラブルがないとは言えませんが、他の手段よりもずっと、ビジネスとして、きちんと取引を行ってもらえるでしょう。
きちんとしたショップであれば、きちんと個人情報も守られることが期待できます。
もちろん絶対はありませんが、リスクを最小限にすることはできるでしょう。
身分証を使ったiTunesカード買取のデメリット
身分証の内容を他人に預けるのですから、やはり個人情報が少しは流出してしまったことになります。
ほとんどありえないことではありますが、悪意を持った相手にあなたの個人情報が渡ってしまう可能性も、わずかながらあります。
そのような稀なケースを抜きにすれば、身分証を使うデメリットとして一番大きいのは「提出するのが煩わしい」ということでしょう。
ただ、基本的に身分証の提出は店ごとに一回のみで、次回からは必要ありません。
身分証を使わないiTunesカード買取のメリット
個人情報を渡さずにすむ、ということが最大のメリットです。
たとえ相手が企業だとしても、できるだけ個人情報は渡したくないという人が多いでしょう。
そして個人間取引であればショップの利益が必要とされないため、相手も自分も得になる取引を行うことができます。
また、ショップ相手でなく個人間取引だからこそ安心できる、という場合もあるでしょう。
取引のちょっとしたやり取りからでも人間味は伝わってきます。
取引を続けているうちにご縁が生まれることもあるかもしれません。
身分証を使わないiTunesカード買取のデメリット
身分証を使わない場合、買取は主に個人間取引になります。
信用できる相手であれば気にすることはありませんが、全く知らない、企業というくくりもない相手の場合、信用というものはほぼありません。
もちろん多くの人は犯罪まがいの行為に手を染めず、真面目に生きています。
ですが万が一、ひどい相手に当たってしまった時、iTunesカードをだまし取られたり、おかしな面倒に巻き込まれたりする可能性はあるでしょう。
そういったことを絶対に避けたいという人には、あまりおすすめできません。
iTunesカード買取と身分証についてのまとめ
ネットの買取サイトにお願いしたり、店舗の金券ショップで売ったりする場合など、相手が店であれば身分証は必要。
ネットの個人間取引サイトや、家族知人に買取して貰えば身分証は不要。
どちらにも良い点、悪い点があるので、自分に合った方法を賢く使いましょう。